ファクタリングとはどのようなものか、そのメリットデメリットなどの解説

初めてファクタリングという用語を聞いた時に、どのようなものだと思うでしょうか。
これは実は資金繰りに困っている人や会社にとって非常に助けになるもので、近年特に注目されています。

そもそもファクタリングというのは、A社がB社に品物を販売してその売掛金を債権として持ちます。
売掛債権を持っているだけでは資金が入ってきませんので、ファクタリング会社にこれを買い取ってもらうのです。

買い取ってもらえれば資金が入ってきますので、資金繰りに困っている人や会社は助かるというわけです。

これは2社間ファクタリングと言いますが、その他に3社間ファクタリングがあります。3社間は2社間に売掛先が加わるシステムとなっており、売掛先にファクタリングの承諾や通知をするために2社間に比べて現金化に時間がかかるというデメリットがあります。

2社間のメリットですが、ファクタリング会社にもよりますが大きな金額を即日現金化できることがあります。

ただ、デメリットとしては手数料が高い点が挙げられます。その一方で3社間のメリットは手数料が安いことでしょう。

なぜ安いのかというと、売掛先が加わることで安心してファクタリングができるからです。
上記のように売掛先への通知や承諾という手間がありますが、それさえクリアしてしまえば基本的に3社間の方が魅力的に感じるかもしれません。

このような特徴のあるファクタリングですが、利用手順をここで紹介しましょう。

まずはファクタリング会社を選んでそこに申し込みをします。申し込んだら必要書類をまとめて、面談を受けることになりますが今までは直接その会社に足を運んで面談を受けなければなりませんでした。

しかし最近ではオンライン面談が可能となっているため、日本全国どこからでも利用できるようになっています。

面談後、契約条件を提示されますのでそれに納得できれば契約をして買い取ってもらいます。これで終了ではなく、2社間の場合は最終的に売掛先から受け取ったお金をファクタリング会社に入金する必要があります。